日本でも猛威を振るいはじめている新型コロナウイルス。
世界中で7万人ものひとが感染していて、日本でも感染者が少しずつ増えていますね。
武漢から自然発生し、広がったとされる新型コロナウイルスですが、先日、中国のSNS「weibo」で驚きの告発がありました。
自称武漢ウィルス研究所の研究員陳全娇が今日weiboで実名・身分証番号付きで王延軼所長の悪事を暴露。曰く、王所長はよく実験用の動物を持ち出し武漢華南海鮮市場の出店に売っててコロナは王所長が漏らしたと。現在陳のweiboは垢バンになったが多くのユーザーがひそひそ論議してる。真実は闇の中…。 pic.twitter.com/nSYZGBhWzw
— fang🏃♀️ (@fangyori) February 17, 2020
本当なのかデマなのかわかりませんが、今回はこのツイートについてまとめていきたいと思います。
告発された内容は?
Weiboで告発を行ったのは「中国科学院武漢ウイルス研究所」の自称研究員である陳さん。
身分証明書も一緒に投稿しています。
『中国科学院武漢ウイルス研究所の王所長は実験用の動物を持ち出し転売していた。新型コロナウイルスが広まったのも王所長が動物を転売したからだ』という内容でした。
既にこのアカウントは停止されていますが、この告発の直後に中国科学院武漢ウイルス研究所から「事実ではない」という声明が出されています。
しかし、陳さんが本当の研究所の研究員であったことがわかったことと、逆に対応が早すぎたことなどから「事実だったのではないか」という声が広がっているようです。
中国科学院武漢ウイルス研究所ってどんなところ?
中国科学院武漢ウイルス研究所とは世界トップレベルのウイルス研究所で、最新の施設を兼ね備えている研究所です。
SARSやエボラ出血熱などの危険なウイルスもコントロールすることができるというBSL4という実験室もあり、世界でも評価されているそうです。
色々なウイルスを扱い、研究している施設なんですね。
ウイルス研究所から広まったと言われているのはなぜ?
中国からの発表では自然発生したとされている新型コロナウイルスですが、インドのデリー大学の研究では「エイズウイルス」と酷似しているため「自然発生することは考えられないウイルスである」と発表されています。
またハーバード大学の公衆衛生学の教授は「海鮮市場から発生したウイルスではない」と公言していることから、やはり自然には発生することのないウイルスであるというのが専門家の見立てのようです。
中国では動物をウイルスに感染させ実験を行っている施設(研究所や大学など)で、ウイルスに感染した動物の処理方法や横流しについて問題となっていたようです。
過去には、動物実験で使われたウイルスに感染している牛や豚を食肉用として転売し実刑となった事件もあり、今回も新型コロナウイルスに感染した動物を転売したことからウイルスが広がってしまったのでは?と言われていたんですね。
これを踏まえると、陳さんが言っていた王所長の動物転売も事実だったのでは・・・?と思える部分もあります。
研究所が爆破された可能性?
そんな中、中国政府が中国科学院武漢ウイルス研究所を爆破したのでは?との情報が入ってきました。
ニュースなどで取り上げられていないのでわかりませんが、本当であれば何か隠したいものがあったのでは?と勘繰られてしまっても仕方ないですね。
真相は闇の中
とはいえ、告発や研究所爆破に関しての真相はわかりません。
どちらにせよ日本でも感染者が少しずつ増えているのは事実なので、感染しないように気を付けることが一番大切ですね。
感染予防についてはこちらにまとめていますのでぜひ参考にしてください。
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