新型コロナウイルスによる活動自粛期間が、5月末までに延長となりました。
それとともに、ウイルスと共存することの重要性もピックアップされ始めましたね。
本日、5/31まで緊急事態宣言延長が決定、都は特定警戒都道府県となりました。
これまでも自粛や休業にご協力いただいている都民の皆様に、改めて感謝申し上げます。皆様それぞれに多くの不安を感じておられると思います。宣言延長を受けた東京の今後の方針は明日5日にお示しします。— 小池百合子 (@ecoyuri) May 4, 2020
そこで、感染拡大を防ぐための新しい生活様式として専門家からいくつかの定時がありました。
この『新生活様式』とは具体的にどのようなことなのか、わかりやすくまとめてみました。
日本で報道されていない情報のまとめ。
『三密』のおさらい
まずは、新生活様式で避けなければならない『三密』をおさらいしましょう。
三密とは何か?
三密、『3つの密』とは『密閉・密集・密接』のことをいいます。
密閉とは
個室などで換気が悪い場所のことをいいます。
密集とは
人がたくさん集まる場所のことです。
密接とは
お互いが手の届く距離で会話などをする場所のことです。
『三密』の具体的な場所はどこ?
『密閉』・・・換気の悪い場所
- 会議室
- 塾
- 図書館
- 映画館
- カラオケボックス
- パチンコ店 など
『密集』人がたくさん集まる場所
- 学校
- 電車
- テーマパーク
- 商業施設 など
『密接』・・・お互いが手の届く距離で会話などをする場所
- コンサート会場
- ライブハウス
- 喫茶店・レストランなどの飲食店
- ナイトクラブ(キャバクラ・ラウンジ・クラブ・バー等)など
色々な危険な場所
- ゴルフ
- スポーツジム
- 銭湯やサウナ
- 病院
- 風俗店
- 出会い系アプリ など
新生活様式とは何か?
最終的には『三密を避ける』ことにもつながる『新生活様式』。
新型コロナウイルスの感染拡大を長期的なスパンで防ぐために考えられた『生活習慣や仕事に関する具体的な行動』と考えるとわかりやすいかもしれませんね。
どんなものがあるのか見ていきましょう。
外出時には必ずマスクを着用する
普段であれば、花粉の季節やインフルエンザなどの季節のみ着用していたマスクも、これからは外出時には必ず着用をする世の中になりそうです。
新型コロナウイルスの流行が始まってから、マスクをすることはエチケットとして定着してきていますので、このまま『外出=マスク』を徹底しましょう。
外出は屋内より屋外を選ぶ
屋内にあるショッピングモールや映画館、カラオケボックスなどは『密』になる可能性がとても高い場所です。
外出をするのなら屋内のスポットよりも、公園や屋外の複合施設などへ行くようにしましょう。
※屋外であればどこでも外出して良いということではありません。緊急事態宣言の発令中は『不要不急の外出』は避けて下さい。
人と人との間隔は2メートル以上空ける
緊急事態宣言が発令されてから、コンビニやスーパーのレジでも間隔をあけて並ぶようになりましたね。
人と人との間隔をあけることで、ウイルスの感染を抑えることができますので徹底していきましょう。
買い物は最小限の人数で行く
自粛中の買い物事情が問題となっています。
例えば『家族全員で行く』『友人たちと集まって行く』などの行動は感染拡大の懸念から避けなくてはいけません。
子どもを連れて買い物に行かなければならないママやパパもいますので、必ず1人でなければいけないというわけではありませんが、可能な限り最小限の人数でいくことを徹底しましょう。
現金授受をさけ、オンライン決済を使用する
現金の授受には相手の手を触ってしまうリスクだけでなく、お札やコインにウイルスが付着している可能性もあります。
可能な限りオンライン決済を取り入れるようにしましょう。
外から帰ったら手洗い・うがいを徹底する
新型コロナウイルスだけではなく、インフルエンザや普通の風邪でもいえることですね。
外から家に帰ったら必ず手洗い・うがいを徹底しましょう。
手洗いは30秒以上時間をかけて行いましょう。
朝起きたら検温をする
自分の体調を知ることで、家族や職場への感染を最小限に抑えることができます。
朝起きたら必ず検温をして、少しでもいつもと違うなと感じたら休養を取るようにしましょう。
帰省や旅行は最小限にする
地方出身者であれば帰省する機会もあるかもしれません。
しかし、帰省することでウイルスを広めてしまう危険があります。
その帰省が今本当に必要かどうか判断をしましょう。
旅行も同じです。もしもの場合に備えていった場所や乗った電車などは控えておくようにしましょう。
※緊急事態宣言の発令中は『不要不急の外出』は避けて下さい。
テレワークや時差出勤で働き方を変える
多くの人が電車やバスなどの公共交通機関で通勤していると思いますが、やはり満員電車に乗ることはその分感染する危険も多いということになります。
できるだけラッシュの時間帯を避けたり、出勤しなくてもできる仕事の場合にはテレワークを上手く活用したりと『働き方改革』をしていきましょう。
またに公共交通機関では、なるべく言葉を発さずに会話は控えめにすることも大切です。
会議や大人数で集まる機会を減らす(冠婚葬祭含める)
大人数で集まることは、感染するリスクが高まります。
大人数での会議などはオンラインを活用し、直接顔を合わせないような工夫をすることが大切です。
どうしても集まらなければならないときには『換気』や『間隔』に注意をしましょう。
仕事なけでなく、冠婚葬祭にも当てはまります。
また個室や大人数での会食も避け、少人数で集まる際にもマスクの着用や大皿で取り合うことはしないなど、感染防止策を徹底しましょう。
命を守る行動を
自粛生活も長期になってくると、『これくらいはいいか』という気持ちも芽生えてきますよね。
しかし、その『いいか』の行動が大切な人の命を奪う行動になるかもしれないことを今一度認識しましょう。
そして、最前線で戦ってくれている医療従事者の方々にこれ以上負担をかけないようにするためにも、しっかりと『自粛』することを守っていきましょう。
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